骨量はいつふえるの?

女性の2人に1人が90歳をこえる日本では、骨粗しょう症による骨折がどんどん増えています。

骨量は閉経前から減ってくるということはお話しましたが、では骨量はいつ一番増えるのでしょうか。

それは最も身長が伸びる時期(PHV: peak height velocity ) の約1年後だそうです。平均的には男子は中学2年生、女子は小学6年生ごろということになります。この時期に適切な運動と栄養をとることがとくに大事です。

その後20歳ごろまでに骨量は増えていきますが成人したあとはそのまま維持されます。そして閉経前の40代なかばから低下がはじまります。

こどものころに骨量を貯金しておくということも骨粗しょう症の予防に大切だということです。