骨粗しょう症の診断

骨粗しょう症の診断は主に骨密度骨折の有無によっておこないます。

〇背骨の圧迫骨折や脚のつけねの骨折をすでにおこした方はそれだけで骨粗しょう症の診断となります。以前にせぼねの骨折をしていても骨粗しょう症の治療をおこなっていない方もいらっしゃいます。このような骨折をしたことがある方は必ず治療を開始してください。

〇骨密度がYAM(若年成人平均値)の70%以下でも骨粗しょう症の診断となります。40代の女性でも70%代のこともあります。骨粗しょう症は症状がないことがほとんどなので検査をおすすめします。

当院では骨密度はDXA法というエネルギーの低いX線を使用し、腰椎と大腿骨の二か所を正確に測定します。
また、ご本人のしらないうちに骨折(いつのまにか骨折https://t-cl.jp/blog/?p=84)している場合もあるのでレントゲン検査も必要です。

骨密度が低くなっている方には採血検査にて骨代謝マーカーやビタミンDなどを検査し治療を考えていきます。

骨密度検査 5分ほどでおわります