腹直筋離開ってなに??

こんにちは!新宿区市ヶ谷の整形外科「T CLINIC Ichigaya」にて産後リハビリ/骨盤底筋トレーニングを担当している理学療法士の庭山です。今回は「腹直筋離開(ふくちょくきんりかい)」についてお伝えします!

【腹直筋離開とは?妊娠・産後に多いお腹の変化】
産後のポッコリお腹が気になっていたら「腹直筋離開」と言われた、という方もいらっしゃるかもしれません。
まず腹直筋とはお腹の真ん中にある縦長の筋肉、いわゆる“シックスパック”とも言われる筋肉です。普段は右と左の筋肉が白線(はくせん)と呼ばれる組織でしっかりつながっています。しかし妊娠中はお腹が大きくなるにつれてこの白線が引き伸ばされ、左右の腹直筋が離れることがあります。これが腹直筋離開です。

【どのくらいの割合で起こるの?】
腹直筋離開は珍しいものではありません。妊娠後期にはほぼ全員にあるともいわれています。
ただ、産後1年以内に半数以上の方は自然に戻るという報告もあります。

【腹直筋離開があると…】
腹直筋離開があるからといって必ずしも問題がある、治療が必要、というわけではありません。
腹直筋離開の程度が大きい場合には、ポッコリお腹がなおらなかったり、お腹に力が入りにくいことがあります。

【当院でできること】
当院ではエコーや触診で腹直筋離開の程度を確認することができます。
腰や骨盤周囲の痛み、お腹に力が入りにくい、尿もれがあるなど、他にも気になる症状がある場合にはぜひご相談ください。

詳しくはこちら https://t-cl.jp/pelvis.html