「くしゃみで漏れる」そのお悩み、解決策があります

こんにちは!新宿区市ヶ谷の整形外科「T CLINIC Ichigaya」にて産後リハビリ/骨盤底筋トレーニングを担当している理学療法士の庭山です。

以前の記事で、骨盤底筋の鍛え方をご紹介しました。

実は尿もれにはいくつかのタイプがあり、それぞれに合った骨盤底筋トレーニングの方法があります。
今回はその中でも、「腹圧性尿失禁(ふくあつせいにょうしっきん)」と呼ばれる症状に対する骨盤底筋トレーニングについて、具体的にお伝えします。

【腹圧性尿失禁とは】
くしゃみや咳をした時、走ったりジャンプをした時、重いものを持った時など、お腹の中の圧が急に高まった瞬間に起こる尿もれを「腹圧性尿失禁」といいます。
当院で尿もれに対するリハビリを行っている方の多くが、このタイプに当てはまります。

【トレーニング方法】
腹圧性尿失禁に対する骨盤底筋トレーニングのポイントは、「瞬発力」です。
本来、くしゃみや咳などで腹圧がかかるほんの少し前に、意識しなくても骨盤底筋がキュッと締まり、尿が漏れないように準備してくれています。しかし、骨盤底筋が締まるタイミングが遅れたり、力が弱かったりすると、この準備が間に合わず尿もれが起こってしまいます。

改善のためには、以下のような練習方法があります。
① 速いペース(1秒に1回程度)で、骨盤底筋を「締める・緩める」を繰り返す
② くしゃみや重いものを持つなど、腹圧がかかる動作の前に骨盤底筋を締める

トレーニングは、始めてすぐに効果が出るわけではありません。
症状の改善には、3ヶ月ほど継続することがすすめられています。
大切なのは、毎日コツコツと続けることです。
「変わらないから」と諦めず、ぜひ継続してみましょう。

骨盤底筋トレーニングは、目に見えない筋肉を使うため、わかりづらく難しい運動です。
そのため、「うまくできているかわからない」「練習しているけど合っているか不安」と感じる方も少なくありません。
当院では、医師・理学療法士ともに女性が担当しており、触診やエコーを利用しながら安心して骨盤底筋トレーニングに取り組んでいただける環境を整えています。気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

詳しくはこちら https://t-cl.jp/pelvis.html