抱っこで手首が痛い方へ|産後に多い腱鞘炎とは

こんにちは!新宿区市ヶ谷の整形外科「T CLINIC Ichigaya」にて産後リハビリ/骨盤底筋トレーニングを担当している理学療法士の庭山です。今回は「手首の痛み」についてお伝えします。

手首の痛みは産後に多いお悩みの一つで、「腱鞘炎」と診断されることがあります。

腱鞘炎とは、筋肉と骨をつなぐ「腱」とそれが通るトンネルである「腱鞘」に摩擦が生じることで炎症が起こり、手首の痛み・腫れ・動かしにくさなどが起こる疾患です。

【腱鞘炎の原因】

主な原因は手首や指の使いすぎです。

・育児動作(抱っこ、授乳、沐浴など)

・スマートフォンの長時間利用

・PC作業(キーボードやマウスの連続使用)

・楽器演奏、調理、スポーツなど

さらに産後のお母さんは以下のようなことも原因として考えられています。

① ホルモンバランスの変化

女性ホルモンであるエストロゲンには炎症を修復する働きがあります。産後はこのエストロゲンが低下するため、手への負担から起こった炎症が修復しきれず腱鞘炎になってしまうことがあります。

② むくみ

産後の水分バランス・ホルモンバランスの崩れからむくみを引き起こし、腱が通るトンネルである腱鞘が腫れたり圧迫されたりすることで炎症が起こりやすくなります。

③ 筋力低下・疲労

育児のストレスや睡眠不足により筋肉の疲労が回復しにくく、炎症が治りにくい状態にあります。

個人差はありますが、産後半年ごろからホルモンバランスは徐々に安定し、腱鞘炎の症状も良くなっていきます。

でも、痛みを抱えての生活は辛いですよね。

当院では症状の強い方には、産後授乳中でも使用できるお薬の処方や注射、また超音波などの治療も行っております。お気軽に医師へご相談ください。

次回のブログでは腱鞘炎を悪化させないための対処法をお伝えしますので、まずは試してみてください。

当院では産後の不調に対し医師の診察および必要に応じて理学療法士によるリハビリを実施しております。

担当するスタッフは女性になります。気になる症状がありましたらどうぞお気軽にご相談ください。

詳しくはこちらhttps://t-cl.jp/pelvis.html